アイデンティティのための恋愛(3) |
アイデンティティのための恋愛は、もともと十代によく見られるものでしたが、最近では、20~40歳代でもこの恋愛パターンに陥る人が少なくないようです。 要するに、相手の評価(愛情)で自分がどの程度の価値がある人間なのかを知ろうとするわけで、本人は立派な恋愛だと思っていますが、実際には、相手を愛しているわけではなく、自分の価値が知りたいだけなのです。 では、アイデンティティのための恋愛ではない、本当の恋愛とはどのようなものでしょう。 教育心理学者の大野氏は、次の6項目を挙げています。 ・相手に条件を求めず、ありのままを好きになる。 ・自分のことだけを考えるのではなく、相手のこと、ふたりのことを考える。 ・ありのままの自分を、相手に出すようにする。 ・精神的に支え合う存在になるよう意識する。 ・今だけではなく、将来のふたりのことに思いを馳せる。 ・「ドキドキするから好き」という時期を越えて、「安心感や信頼感を持てるから好き」へ移行することを喜ぶ。 要するに、本当の恋愛をするには表面的なステータスにとらわれるのではなく、本質的な意味で相手を好きになること、そして、そのためには自分に対する自信が必要だと言うことです。 では。 |
by fwnd9951
| 2014-08-14 07:19
| フランス式恋愛開運法
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