内部告発は日本人の気質にそぐわない |
セクハラ野次の話を続けます。 最初のころは誰が野次を飛ばしたのかわからず、自分から名乗り出ろと言っていました。 そして、この時も、実際に1人の議員が名乗り出た後も、まだ、いくつかの野次の出所が不明だったことから、近くに居た人間はわかるはずだ、どうして言わないんだとの意見が聞かれました。 かばっいあっている、間違った仲間意識だ等々。 いつもの奇麗事ですね。 仲間を売ることなんかできるわけがないじゃないですか。 告げ口屋、チクリ屋と言われて爪弾きにされてしまいます。 どこの国でもチクリ屋は嫌われますが、日本みたいな村社会では特にその傾向が強いようです。 仲間をかばうことは非難されることではないんですね。 大体、都議会議員たちを責める人たちも自分だったら仲間を告発することができるんでしょうか。 口ではなんとでも言えますが、現実を見れば答えはわかっています。 そのために日本では、企業の内部告発システムが定着しないし、上手くいかないんですね。 そしてこれは子供の世界でも同じことで、それがいじめの一つの大きな原因になっています。 今回はマスコミ、特に海外メディアの注目を集めたために、問題がいつもとは違う方法に行っただけでしょう。 いじめについても少し考えていることがありますので、明日はその話をします。 では。 |
by fwnd9951
| 2014-07-03 07:55
| エリオンの考え
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