フードディフェンスとプライバシーの尊重 |
冷凍食品の農薬混入事件が世間を騒がせています。 なんでもこの会社ではフードセーフティはできていたが、フードディフェンスが甘かったのだそうです。 フードディフェンスとは、食品への意図的な異物の混入を防止する取り組みで、原料調達から販売までのすべての段階において、人為的に毒物などが混入されることのないように監視するシステムを意味します。 たとえば身体検査や持ち物検査(バッグの中を調べる)を毎日、実施するわけですね。 当然ながら、これは明白なプライバシーの侵害になります。 結局のところ、セキリュティの徹底とプライバシーの尊重は相反するものなのです。 今後、国民総背番号制導入や監視カメラの設置といった問題が浮上した時、プライバシー尊重を盾に反対する前に、これを思い出すべきでしょう。 では。 |
by fwnd9951
| 2014-01-29 08:29
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