ソース雑談 |
今日も少し食べ物の話をします。 突然ですが、中国料理のスパイスでXO醤と言うのがあります。 その名前の由来をご存知でしょうか。 わりと有名なのかな。でも一応書いておきます。 XO醤とは、干し貝柱や干しエビに香味野菜、香辛料、調味料を加えて作り、わりと最近発明されたものです。 なんでも、これを思いついたシェフがこのソースが最高のものなので、ブランデーの最高級を示すXOを取ったとのことです。 なぜブランデーに考えがいったのかはナゾですが。 余談ですが、醤は肉、魚介、野菜(主に豆)等を発酵させて絞った汁のことです。 醤油は言うまでもないと思いますが、ショッツルやニョクマムは魚醤ですね。 貝では牡蠣のオイスターソースがあります。 牡蠣醤はローマ時代から特に強請食品として珍重されていたそうです。 肉醤は最近あまり見られません。 ついでですのでブランデーの等級の話に飛びます。 基本的にはV、S、O、Pで表わされますが、Oはold、Vはvery、Sはsuperior 、Pはpale(年を経ることによって出た自然の色)を表わします。 そして、Xはextraですから、XOはextra oldのことで、大まかにいって40年から45年熟成させたものです(オーク樽の中で)。 ですから、知らない人が聞くとXO醤は物凄く古いソースのことだと思うかも知れませんね。 とりとめのない話ですみませんでした。 では。 |
by fwnd9951
| 2010-01-19 17:55
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